南アフリカへの進出支援

堅調な成長を見せている南アフリカは、豊かな天然資源に恵まれた国です。ここでは、そんな南アフリカの経済成長や日系企業の投資状況についてご紹介。進出支援を行っているコンサル会社の情報もチェックしてみてください。
ここが進出しやすい!
南アフリカは、一人あたりの賃金が$544と低く、日本企業が現地人材を雇用する際のコストを抑えることができます。さらに、英語能力指数が非常に高いため、現地でのビジネス展開がスムーズに進められる点も進出のしやすさにつながっています。
- 人口規模:各国の市場規模を測る指標の一つで、大きいほど事業成功時のインパクトが大きい。
- 一人あたりのGDP:各国の経済規模や豊かさを測る指標の一つで、高いほど事業成功時のインパクトが大きい。
- 賃金:現地人材の雇いやすさを測る指標の一つで、低いほどコストを抑えた雇用が可能。
- 治安:各国の進出リスクを測る指標の一つで、良好なほど不確定要素が少なく、失敗のリスクが低い。
- 英語能力:高い方が進出時の外国語学習のコストを抑えやすい。
- 海外進出日系企業拠点数:少ない方が競合数が少なく、競合優位性を発揮しやすい。






※【人口規模】2022年時点/参照元:United Nations "World Population Prospects 2022"[xlsx](https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/)
※【一人当たりの実質GDP】2022年4月時点/参照元:IMF "Economic Outlook database: April 2022"[xlsx](https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2022/April/weo-report)
※【平均賃金(月収)】2021年時点/参照元:WorldData.info "Average income around the world"(https://www.worlddata.info/average-income.php)
※【治安(世界平和度指数)】2022年時点/参照元:Global Peace Index(https://www.visionofhumanity.org/maps/#/)
※【英語能力指数】2022年時点/評価は参照元の調査結果に基づく/参照元:EF EPI 「EF 英語能力指数 世界111か国・地域の英語能力ランキング」[PDF](https://www.ef.com/assetscdn/WIBIwq6RdJvcD9bc8RMd/cefcom-epi-site/reports/2022/ef-epi-2022-japanese.pdf)
※【日系企業の拠点数】2021年10月1日時点/参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html)
海外進出先としての
南アフリカの魅力とは?
今後の成長が大いに期待
できる南アフリカ経済
JETROの「2021年度 アフリカ進出日系企業実態調査」によると、南アフリカの今後1~2年の事業展開において「拡大する」と回答した企業は50%。これは、前年度より15.9ポイントアップという結果です。
理由としては、現地での売り上げの高さのほか、成長性・潜在力の高さ、輸出拡大による売り上げ増加などが挙げられています。
※参照元:JETRO公式HP [PDF](https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/b4f16faf124b0288/20210062.pdf)
活発化する自動車産業への投資
外務省「海外進出日系企業拠点数調査」によると、南アフリカに進出している日系企業は268社。もっとも多いのが製造業で、卸売業や情報通信業が続いています。
なかでも活発に投資が行われているのが自動車産業。日本企業では、トヨタ自動車・日産自動車・日産ディーゼルのほか、三菱自動車も欧米メーカーとの提携で生産を行っています。
※2021年10月1日時点 参照元:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」[xlsx](https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html)
参照元:『南アフリカを知るための60章』p165
急速な発展を見せる
パワフルな国
ひとつの国の中に多様な民族が暮らしており、さまざまな言語や文化が飛び交う南アフリカは「虹の国」とも呼ばれています。人種で市民権を制限するアパルトヘイトが撤廃された後も格差は続いていますが、それでも経済は急速的に発展。そのポテンシャルの高さは、多くの人々に注目されています。
ちなみに南アフリカは公用語が英語であり、進出における言語的難易度は低めです。
南アフリカへの海外進出には
こんな会社がおすすめ
高まるインフラ整備企業
へのニーズ
発展途上国として発展を続けている南アフリカですが、この国への進出にあたって懸念点となるのがインフラ整備。今後さらに需要も高まると感がられているため、インフラ関連企業の事業進出が期待されています。
また、南アフリカには経済特区庁が管理するPEZAに外資系企業が進出しており、さまざまな優遇措置を受けられるのも魅力でしょう。
業種によっては、
穴場の進出国を探すべき
急速な経済発展を見せている南アフリカは、公用語も英語で海外進出も比較的しやすい国だ。とくにインフラ関連はニーズが高まっているため、進出を検討してみてもいいだろうね。ただし業種によっては日系の大手企業がすでに進出しており、競争も激化している可能性がある。
当サイトでは、世界の統計データを基に、 今が狙い目の穴場な進出国をピックアップ。世界を俯瞰的に見ることで、自社が本当に勝てる市場を見つける手助けになれば幸いだ。各国の情報や海外進出支援コンサル会社についても紹介しているので、あわせてチェックしよう。

南アフリカへの海外進出を
支援するコンサル会社
ここからは、南アフリカへの海外進出を支援してくれるコンサルティング会社3社を紹介します。
「南アフリカ 進出支援」でGoogle検索し、南アフリカへの進出支援を行っている海外進出支援会社を検索結果上位順に3社掲載(2023年2月20日時点)。
東京コンサルティンググループ
現地スタッフが
各種手続き・申請をサポート

https://www.kuno-cpa.co.jp/tcf/south-africa/
南アフリカへの進出を考える企業を、会計・税務・法務・労務のプロフェッショナルとしてバックアップ。新規事業の需要分析や事業計画の立案、会社設立にまつわる各種手続きや申請の代行などを、現地スタッフが提供します。
AAICホールディングス
大手からスタートアップまで支援

https://anza-africa.com/
AAICホールディングスでは、アフリカ・アジアの新興国を中心とした戦略コンサルティング・成長支援・実行支援事業を行っている企業。現地での豊富な経験をもとに、大手企業からスタートアップまで幅広くサポートしています。
KPMG
当該国駐在経験を持つ
スタッフが担当

https://kpmg.com/jp/ja/home.html
アフリカ・インド・オセアニアなど、日系企業の関心が高い新興国・主要先進国にカントリーデスクを設置。なかでも新興国については、駐在経験を持つスタッフによる実践的かつ付加価値の高いアドバイス提供を目指しています。