240日後に海外進出するススム~自社に合う進出支援パートナーに出会うまで~
240日後に海外進出するススム~自社に合う進出支援パートナーに出会うまで~ » 【業界別】海外進出するために知っておくべきこと

【業界別】海外進出するために知っておくべきこと

【業界別】海外進出するために知っておくべきことのイメージ写真

製造業、IT・通信業、卸売・小売業、サービス業の4つの業界別に、日本企業の海外進出に関連する調査データを掲載。成功するためのポイントやおすすめの国、成功事例と失敗事例も紹介します。

業界や国ごとの海外進出の
魅力や優位性とは?

一時期は「世界の工場」と呼ばれた中国から、生産拠点を移転しているのは日本企業だけではありません。アパレル分野ではベトナムやミャンマーへの移転が目につきますが、両国でも今後人件費が高騰すれば、別な地域に移転することも考えられます。

一方、ベトナムは日系IT企業のオフショア開発拠点としても注目されています。優秀な人材は今後競合他社との取り合いも懸念されますが、海外進出のメリットは同じ地域でもタイミングによって変動するもの。自社のメリットをどう考えるか、中長期的な視点も必要です。

業界ごとの海外進出のリスク
や気を付けるべきこととは?

アメリカと中国の貿易摩擦を見ればわかるように、新たな技術を巡る輸出入は日本の民間企業がどうこうできるレベルの問題ではありません。IT・通信や自動車関連業界など、生産拠点はより慎重な検討が必要です。

食品を取り扱う業界なら、宗教や生活様式、原材料調達などのカントリーリスクも注意ポイント。経済状況以外にも現地のリアルな調査が不可欠な要素は多々あります。

業界によって候補地の優位性は異なるので、多角的な調査・分析をするといいでしょう。

進出前にチェック!業界別・
知っておくべきポイント

製造業

製造業企業が海外進出で成功するためのポイントは、「技術力の高さ」「ニッチ分野の母数拡大」「コスト削減・人的スキル」の3点。

国際協力銀行の2022年12月16日付資料によると、日本の製造業企業に対する調査で「今後3年程度の有望な事業展開先国・地域」のトップはインドとなっている点も注目すべきでしょう。

製造業の海外進出データや成功事例・失敗事例と合わせてご覧ください。

※参照元:国際協力銀行公式HP(https://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2022/1216-017128.html

IT・通信業

IT・通信業企業が海外進出で成功するためのポイントは、「具体的な採算性の見込み」「海外派遣する人材の適応力」「現地スタッフとの関係性構築」の3点。

東欧はEUという巨大マーケットにも近く、IT推進を国策とするエストニアなど、日系のIT・通信業企業にとって魅力的な地域もあります。

IT・通信業の海外進出データや成功事例・失敗事例と合わせてご覧ください。

卸売・小売業

卸売・小売業企業が海外進出で成功するためのポイントは、「今後の経済成長見込み」「海外進出のタイミング」「システム開発の節約」の3点。

2023年1月20日付記事「マッキンゼーの戦略提言、日本の食品小売業が進出すべき国はここだ!」によると、小売企業におすすめなのは東南アジア、特にベトナムとのこと。

卸売・小売業の海外進出データや成功事例・失敗事例と合わせてご覧ください。

※参照元:ダイヤモンド・チェーンストア・オンライン公式HP(https://diamond-rm.net/management/businessplan/315985/

サービス業

サービス業企業が海外進出で成功するためのポイントは、「独自性と現地への適応」「現地データに基づく経営判断」「現地人材の教育体制」の3点。

外食産業に絞ったおすすめの国は、東南アジアでも大戸屋が成功を収めているタイ、他にもベトナムやフィリピンが今後外食マーケットの成長で期待されています。

サービス業の海外進出データや成功事例・失敗事例と合わせてご覧ください。